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合格までの道のり 中学生の英検準1級取得法

進路について
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英検準1級を目指す中学生のための全体概要

こんにちは。

現在、中2の娘を育てているウラサクです。

 

今回は、幼少期から英語に触れてきた娘の、英検準1級取得について

書いていきます。

 

英検準1級、一回で合格できるのは中々難しいと言われています。

英検準1級の合格を目指している方、お子さんの取得を応援している

ママさんの参考になれば嬉しいです。

英検準1級とは何か

英検準1級は、大学中級程度のレベルで、社会生活で求められる

英語を十分に理解し、使用できることを証明できる資格です。

 

語彙数は約7500~9000語となっていて、

  • 一次試験→筆記(リーディング、ライティング、リスニング)
  • 二次試験→面接(スピーキングテスト)

3パートで構成されていて、制限時間は筆記90分、リスニングは30分で

合計120分となっています。

 

リーディングとリスニングは、マークシート方式で、ライティングは

記述式です。

 

(娘が受験した【S-CBT】方式なら、ライティングは筆記かパソコン入力か選べました)

マレーシア留学後 合格するための背景

娘は、小6から2年間のマレーシア留学を経験しました。

その後、本帰国し、地域の公立中学校へ通うことにしました。

 

それまでは小学4年生の時に取得した、英検準2級を持っていました。

英語は、小学校でも、私立の英語コースに通っていたため、

得意分野でもありバイリンガルに育っています。

英検準1級の合格率

英検準1級の合格率は、約15~16%で、6~7人に1人が

合格できるような感じです。

 

合格者の内訳は

  • 社会人 約44%
  • 大学生 約24%
  • 高校生 約20%

となっています。

マレーシア留学は、英検準1級合格のために役立ったのか❓

マレーシア留学を終えて、取り敢えず力試しさせてみたい!と、

夏休みに英検準1級の申込みをしました。

 

留学先では日本人の友達も多かったものの(^^;)、授業は全て英語。

特に英語の授業は難しく、制限時間内に長文読解して、

自分の考えを英文で記す・・・というような、高度な学習をしていました。

 

英検準1級の内容に戻ります( *´艸`)

 

そして・・・2024年から、『要約』というテスト項目が

追加されたのですが、知らずに2023年度版の参考書で

勉強していた娘。

 

受験1週間前にYouTubeで英検対策のモノを観だして、『要約』が

追加項目になったと知りました。

 

幸い、インターナショナルスクールで勉強していたので、

(しかも得意だった)少し勉強したぐらいで、コツを掴めました。

 

やっぱり、マレーシア留学させていて良かった~♥と

思える瞬間でした✨

ほとんど問題集のみ 娘の学習方法

英検の勉強と言えば、先ずは問題集を買い求める事でしょう。

我が家も近所の本屋さんで買いました。

 

3級や準2級の参考書は割と充実していましたが、準1級の参考書は

少なかったです。

 

それだけ受験者も限られてくるのかもしれません(>_<)

中身をパラパラめくって確認したところ、「うん❕大丈夫そう♬」と

娘。

 

ホンマかいな~(笑)

文法と単語の暗記法

娘の場合は、年度ごとの過去問を、時間を計りながらテストをしていました。

その際間違った箇所の見直しをして、分からなかった単語を書き出して、

何度か書いて、覚えようとしていました。

 

その単語の内容が難しくて💦

私たち大人であっても普段あまり使わない言葉(^^;)

 

しかも日本語で、そう感じるのです(笑)

それを若干14歳の子が理解するのは、とてもハードルが

高かったことでしょう。

英検準1級、問題集と過去問で実力を知る

娘がマレーシア留学を終えて、本帰国したのが2024年7月中旬。

娘は、英検受験のタイミングはお盆前が良いと言ったのですが、

親としては、夏休み中いっぱいいっぱい迄、勉強して、臨んで欲しかったので、

受験希望日は、夏休みも終わりに近づいた、8月25日にしました。

 

何故、娘がお盆前を希望したかというと、中国から、インターナショナルスクールの

お友達が日本を訪れるのが、お盆前で(笑)

 

その訪日の前に終わらせておきたかったようです。

ですが、本帰国後、転入先の中学校へ行ったり、制服の手配があったりで、

結構忙しかったので、余り勉強の時間が取れていませんでした。

 

だから、お盆前→夏休み終盤に、受験日を設定したのも、

取得出来た要因だったと言えます。

おすすめの問題集

娘が使っていた問題集は、アプリで回答して行って、丸つけもしてくれる

という機能もありました。

 

制限時間もカウントしてくれるし、合格するには後、何パーセント

足りないとか、統計も出してくれます。

 

  • リーディング
  • ライティング

を両方いっぺんにすることは無く(笑)、どちらか一方でやってみて、

大方合格ラインは取れていました。

 

両方やるとなると、時間はかかるし暑いしで💦、集中力が

持たない様でした。

実際の試験の傾向と対策

娘は、英検の受験スタイルを【S-CBT】という、パソコンで

受けるものにしました。

 

ライティングはパソコン入力も選べましたが、普段から慣れている

筆記形式にしました。

 

【S-CBT】は毎週土日に開催していて、スピーキングでは、録画された

面接官の問いに録音して答えるというもの。

 

少しは緊張感が緩和されそうです。

私たちが選んだ受験会場は、駅近くのパソコン教室でした。

 

行きやすいし、朝早くの場合などに助かります。

私たち夫婦と娘で、電車で行ったのですが、娘が試験中に

夫婦で駅前をプラプラして、待ち時間も有効に使えました。

英検準1級の面接対策

英検の準1級の面接ともなると、やはり声に出して何度もこなしていくことが

大切です。

 

特に、【S-CBT】でパソコンで受験するのならば、しっかりと

録音されるように、声をキチンと出しておくことも大切ですね。 

とは言え、周りの受験者も居るので、ほどほどに(笑)

実践的な面接練習方法

スピーキングの受験の際に、一番いけないのは黙ってしまう事とされています。

考える時間が欲しいときには、

 

『well・・・』(ええっと・・・)などで繋げるのも手です。

 

英検準1級の問題は、

社会性のある問題について、受験者自身の考えを問われるのですが、

14歳の娘、どう答えて良いものやら、勉強中はいつも困っていました。

 

変に大人っぽい単語やセンテンスを無理に使わなくても、

(無理に難しい単語を使って、スペルを間違えれば減点ですし💦)

 

中学生が使うような英語で答えても大丈夫】だと、YouTubeで見て、

知りました。

中学生の親が知っておくと良い事

私たちが中学生の頃には、英検を受験するという風習は

ありませんでしたが、今は、それぞれの中学校で、英検を

取得することが勧められています。

 

英検を取得するにあたって

  • 英語力の向上
  • 高校受験の選択肢が広がる
  • 大学受験の選択肢が広がる
  • 自分に自身が持てる❣✨

など、メリットがいっぱいです。

学習環境を整えるための工夫

本帰国をしたら、ほとんど英語に触れる機会がなくなってしまい、

今までの積み重ねが水の泡・・・

 

と、なってしまわぬよう、勿論英会話スクールも見学に行きました。

有名どころのシェ〇ン英会話など、ネイティブ講師でとても良い✨と

思いましたが、何しろ短時間(30分)で、受講料も高額!

 

隣町(田舎なのですが)にある、良心的な英会話スクールに通うことに

決めました。

苦労したことと乗り越え方

小4で準2級まで取得していた娘。

お次は2級を受験してみるか・・・と思っていましたが、小学校時代の

お友達から、[2級は簡単だった]という言葉を聞き、準1級に照準を

合わせることに。

 

準1級で出題される単語には、社会問題を問うだけあって、大人が

難しい問題について語るような単語も、盛り沢山(^^;)

 

日本語でもこんなに難しい言葉を、使ったことも無いし、

私も娘に、どういうこと???と聞かれて、度々困りました(笑)

合格後の進路について

準1級を取得すれば、授業料が免除される大学があります。

我が家から近いところでいえば、長崎県の鎮西学院大学です。

 

(近いと言っても通いは無理かな・・・近くに一人暮らしかな・・・)

 

特に英検は、一度合格してしまえば、ずっと利用できる資格なので、

とても便利です。

 

この大学に入るかどうかは別として、もう、自分は授業料免除という

優遇を受けて大学に行くことが出来る❕という資格を獲得したことが、

本人の自信に繋がっています。

英検準1級を通じて得られること

単語が難しすぎて💦、諦めてしまいそうになってしまう「英検準一級」。

少ない時間でも良いから、とにかく毎日勉強に取り組むよう、

言い聞かせました。

 

やはりコツコツと継続する力に勝るものは無いです❣

インターナショナルスクールの生活を終え、日本の公立中学校へ

転入するタイミング。

 

夏休みの宿題も特に無かったわけですから、何かしら打ち込めるものを・・・と

取り組ませました。

英語力向上の実感

最初は合格点ギリギリとかだったのが、コツコツ毎日していくと

点数も取れるようになってきました。

 

試験の1週間前に今の英会話スクールに入会して、フリートークの

クラスに入り、ネイティブ講師と話していたのも、英検を受けるうえで、

とても良い刺激になりました。

 

今までに使ったことのない単語を(日本語も含めて)、覚えていくことは

とても大変だったでしょう💦

 

それを乗り越えて、合格した彼女は、間違いなく英語力が向上している!と

言えます。

留学や高校進学への道

英検準1級を取得していれば、高校受験の際、大きな優遇措置と

なります。

 

  • 地域によっては、公立高校などで、受験時の英語のテストが100%の点数が保証される
  • ある私立高校では受験時の英語の得点を、満点とみなす
  • 内申点が加点されるケースがある
  • 入試結果の総合点に加点される
  • 試験免除となるケースがある
  • 推薦入試の選抜資料として利用される
ウラサク
ウラサク

英検準1級の試験までに親がしてやれること

どんな検定でもそうですが、申し込んだらそこから勉強に熱が

入るものですよね(#^^#)

 

娘の勉強法は単語カードなど使わずに、ノートに書く、

例文を聞く位の、余り道具も使わない簡単なものだと感じます。

 

長時間の勉強は、集中力が持たないから、長くて1~2時間程度。

今年の夏は暑すぎて(^^;)

 

勉強どころではなかったでしょう・・・

私が親として応援したことと言えば、

 

勉強後にキチンと向き合う時間を作ること

これに尽きます(笑)

子供に「勉強しなさい❕」と言っただけで放っておくのは、

一番楽です。

 

どんな内容の勉強をしたのかとか、問題を出してあげるとか、

15分程度ですが、眠いのを我慢して、娘の勉強後の報告に

毎晩付き合いました。

 

親もなるべく関わってあげると、子供はやる気が出るし、

共に立ち向かってる感や、親子の絆が強まります。

 

ご両親もとても忙しいとは思いますが、頑張っているお子さんの

勉強内容に少しでも目を向けると、良い結果に繋がるでしょう♬

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この記事を書いた人

裏道サクラ
裏道サクラ
・海外生活に憧れるアラフィフパート主婦

・一人娘はマレーシア単身留学中→2024年7月で終了

・夫と二人で低コストライフ、ゆるミニマリスト→義実家で同居生活

・娘の教育終われば、ゆるFIRE

・小さなコーヒー屋さん経営

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