こんにちは!裏道サクラです。
これから海外留学をしてみたい方に、留学先の日本人の割合で、
英語力の向上に違いが生じるのではないか・・・と
懸念されているかもしれません。
私も娘をマレーシアへ留学させる際、余り日本人とは関わってほしくなかったです(笑)
この記事では、留学先での日本人との関わり方について、又、
娘が日本人生徒にどう接して来たのか、
外国人との交流の様子を書いていきます❣
結論としましては、日本人も含めて多国籍の友達に恵まれて良かった~と感じています💛
留学先における日本人の割合と環境
文部科学省のデータ(令和3年)によると、日本人の長期海外留学者数は、
41000人程、前年を1000人程下回りました。
留学生の多い国として
- アメリカ合衆国・・・13000人程
- 中国・・・5700人程
- 台湾・・・5500人程
となっています。
日本人が多い国の特徴
日本人が海外留学する理由の一番目として、『英語を習得すること』が
挙げられます。
ですから、英語を母国語とする国が留学先として人気があります。
特にアメリカはあらゆる分野で、世界のトップクラスですから、
世界中から留学生が集まります。
2位はオーストラリア、3位はカナダとなっていて、治安の良さや住みやすさ、
豊かな自然に惹かれた事が理由となっているようです。
4位は韓国がランクイン❕何と言ってもアクセスは抜群ですよね♬
日本人が固まる理由とその問題点
英語がまだ上手く話せないうちの、留学スタートとなると、
外国人と積極的に交流を深めることは容易ではないでしょう。
そんな中、日本語が通じる、感覚が似ている日本人と一緒に
過ごすことは、とても心の拠り所になりますよね♡
そこもキチンと保ちつつ、同じ様に外国人の友達も作っていきたいものです。
「今しか出会えない貴重な友達」という感覚を持ち、価値観の違いを
楽しみましょう♪
留学中の日本人同士の交流
海外で日本人と交流すれば、ホームシックになりにくいメリットがあります。
ストイックに【英語のみしか話さない!】と決め込んで実行するのも、
勿論、英語上達の近道ではあります。
この英語だけ生活は、かなりのキツさがあります💦
意思の疎通が容易にできるって、やっぱり素晴らしいこと。
日本語を使う機会が多ければ多いほど、英語熱も入りやすくなることでしょう。
日本人との交流は、留学生活をかけがえのない思い出とする、
大切な要素と言えます。
留学生同士のつるみやすさ
海外の語学や異文化を学びに行ったのに、周りには日本人ばかりだった・・・
というのは、海外留学あるあるみたいです。
日本人だけの群れとなって行動してしまうのは、本当に勿体ないこと。
娘のインターナショナルスクールのクラスでは、男子は日本人だけで
固まっていて、日本語ばかりで話していたという事です。
一方女子は、クラス全体で結束が固かったため、中華系Malaysia人や、
インドネシア人などとも仲良く、勿論英語でのコミュニケーション。
女子も日本人比率が高かったですが、多国籍だったから、
英語は出ていたようです。
英会話力上達のための方法
国籍に関わらず、先ずは気の合った人と、交流を深めていくことが
大切です。
娘は、寮生活でしたから、放課後にフードデリバリーを頼む、
外国人の友達が居て、誘われてピザなどその子の部屋に、
食べに行ったりしていました。
そういった交流を何度も重ねられるのは、寮生活の利点ですね。
現地在住だったら、学校内だけの交流になりますから。
寮生は、1か月に2回程、ショッピングモールに連れていって貰えます。
モール内では友達と自由行動だから、自分達で外食や
ショッピングを英語でこなしていくことになります。
マレーシアは、コンビニの店員さんの中には、英語が不得意な人も
居るみたいですがね💦(笑)
外国人との交流を促す方法
そのお国柄によって、色々な遊び方や食べ物、食べ方の
趣味嗜好が違うので、それを楽しんで観察して行きましょう♬
何かに誘われたらチャンス✨
気軽に行ってみましょう。
現地在住の友達なら、現地での美味しいお店にも詳しいです。
娘は、「○○のチュロスが美味しいよ💛」と聞けば、
すかさずモールに行った際、訪れていました(笑)
外国人と交流するメリット
2年間のマレーシア留学を終えた娘。
Malaysia人ってこんな感じ❣というところは、把握できています。
日本との違いをきちんと理解できていて、両方の良さや悪さ(笑)を
楽しめる感じです。
これこそが、私が海外で体験してほしかったことです。
日本に居るだけでは分かりにくい、日本の良し悪し。
外から見た日本を知るという事です。
日本食の美味しさや、日本人の真面目さに改めて気付かされた感じです。
留学中の英語力向上のための取り組み
マレーシアのインターナショナルスクールの授業は、全て英語で
行われます。
数学の用語も全て英語(笑)
公立中学校へ転入した今、娘は、一つ一つの用語を和訳しながら
学習している状態です。
理科や数学はマレーシアのインターナショナルスクールでの学習の方が、
早く進んでいたため、日本では復習のようになっています。
英語は、いつもとても難しくて、授業についていくのが大変だと
言っていました。
イギリス式のインターナショナルスクールだったので、評価はすべて
テストからです。
教科として特に英語は、高い評価を得ていくのが、年々難しくなっていくようでした。
英会話の実践機会を増やす方法
日本人の友達が多かった娘ですが、先生とのやり取りは、
ほとんど娘自身でやっていました。
英語を聞き取り、英語で話す・・・
これの繰り返しで、徐々に英語力が高まって行きました。
小学校時代は、ネイティブ講師に教わっていたので、アメリカ英語に
慣れていた娘ですが、Malaysia人の使う『マングリッシュ』も
インターナショナルスクールの2年目には、すっかり慣れたようでした(#^^#)
オンライン英会話の利用メリット
インターナショナルスクールの特に日本人の友達は、放課後に
自宅で、オンライン英会話を習う子が多かったです。
学校でも、英語補習授業が実施されていました。
入学前のレベルチェックテストで、娘は、日本人生徒にしては珍しく、
60%以上の点数を取ってたので、英語補習授業は免除されるとのことでした。
(エージェント談)
ですが、入学した年度から、学校の方針が変わり
英語を第一言語としない子
現地在住歴が浅い子
外国籍の子
は、英語補習授業が必要❕と、校長先生により決められました。
ウーン・・・タームごとに約3~4万円の学費(^^;)
娘のインターナショナルスクールは、英語力に関係なく入学できるので、
入学した後、授業にキチンと付いていけるようにという措置なのでしょう。
カリキュラムを選ぶ際のポイント
こちらの記事に、中学留学でのカリキュラム選びについても
触れています。
留学前の準備リスト
留学経験の重要性
「グローバルコミュニケーション」を考える上で、留学経験は
重要だと言えるでしょう。
世界の多国籍の方々と、円滑に仕事をするのに必要で、語学力だけでなく
相手の国の文化や考え方などの、非言語的コミュニケーション
も求められます。
留学先では、日本と違った文化や環境の中で暮らしていかなければならず、
そのような環境で身に付けたスキルは、将来自分でビジネスを持った際にも
大いに役立つでしょう。
留学がもたらす成長機会
留学をするからには、語学力は必ず身に付けてほしい一面です。
それがベーシックにあり、他にも得られる、得てほしいものを
考えてみました( *´艸`)
- 国籍、年齢問わず、誰とでも話せる
- バイタリティーやリーダーシップがある(主体的な行動)
- グローバルな視点・視野が持てる
こんなことが留学によって得られれば、とても強みのある
人材になりますね✨
留学目的を再確認しよう
何故留学するのか・・・
我が家の場合の考えをまとめた記事です。
この先、高校では半年間(オーストラリア交換留学)、大学はアメリカへ・・・
留学させたいと、今のところは、うっすらと考え中。
そこで、留学させる10の意味を挙げてみます‼
- 英語をはじめとする外国語コミュニケーション力が向上する
- 新しい環境に適応する異文化適応力が身につく
- 固定概念にとらわれない柔軟な思考力を得ることができる
- 何事にもチャレンジするマインドセットを体得し、行動力が高まる
- 問題が発生しても、やり遂げる忍耐力が身につく
- 日本社会の一員として「日本の良さ」と「日本の課題」を発見できる。
- グローバル社会の一員として各国の課題・世界の課題を自分ごとと捉えられる
- 生活スキルを高め、「自立」する機会として活用できる。
- その後の人生で日本国内にとどまらない人との出会い・経験を得られる
- 留学で得たスキル・経験を卒業後のキャリアに活かすことができる
これだけの色々な能力が高まれば、留学させる甲斐があります( ;∀;)
留学を通じて得られる未来の展望
先ずはしっかりと準備をして留学に臨みたいから、娘は、
アメリカの大学の事を調べ始めました。
勿論、大学によって様々な特色があります。
我が家が娘にさせた、マレーシアのインターナショナルスクールでの
留学体験は、丁度よい時期に行けたし、丁度よい時期に
終わらせた・・・と感じています。
イギリス式のインターナショナルスクールでは、ケンブリッジ国際認定を
得るための勉強が、とてもハードです。
我が子は乗り切れる❣と送り出したものの、実際、親から離れてしまうと、
子供は勉強に身が入らなくなりがちです。
高校、大学では勉強への意欲は高いと思われますが、小学生や
中学生での単身留学では、勉強の意欲を高めることは
難しいと、我が家では感じました。
高校なのですが、IBバカロレア一条校が、福岡市内にある事を知ったので、
そこを経て、海外大学を目指すことに転換しました。
それには、当然中学での受験勉強も必要です。
中2の2学期からなら、受験勉強にもまだ間に合います。
今迄、公立の義務教育を受けていなかった娘には、今の
公立中学校は新鮮に感じることでしょう。
その違いを感じて、自分に生かしていくことが、彼女の
アイデンティティを育てていくことになっていると感じます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事を書いた人
-
・海外生活に憧れるアラフィフパート主婦
・一人娘はマレーシア単身留学中→2024年7月で終了
・夫と二人で低コストライフ、ゆるミニマリスト→義実家で同居生活
・娘の教育終われば、ゆるFIRE
・小さなコーヒー屋さん経営
最新の投稿
- 進路について2025年1月14日英語教育に力を入れる福岡の高校一覧
- マレーシア単身留学2024年12月3日日本と異なるインターナショナルスクールの入学ルールを知ろう
- 進路について2024年11月1日小6から2年間留学を終えて、次の目標は⁇
- マレーシア単身留学2024年10月7日日本人が多い留学先での苦労と解決策
コメント